ビットコインが初めて決済に使われた日「ビットコイン・ピザ・デー」

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今日、5月22日は「ビットコイン・ピザ・デー」と呼ばれていることをご存知でしょうか。
2010年の今日、初めてビットコインが物(=ピザ)との交換に用いられたことはビットコイナーの間では有名な話で、今日はピザを食べたという人も多いのではないかと思います。
今回はそんなビットコイン・ピザ・デーにまつわるお話です。

初めて「価値」の交換に用いられた日

ビットコインは第三者機関(銀行など)を通じて検証されるやり取りではなく、ネットワークを通じた端末(個人)間での低コストでスムーズなやり取りを実現するために2009年1月に誕生しました。とはいえ、当初はゲームの中のコインのようなものとしていわゆるマニアの間でのみ取引されていたそうです。そのため誕生当初はほとんど価値がつかなかったといわれています。考えてみれば誕生したばかりの、しかも姿かたちもない通貨をだれもが信用し、価値を認めるかというとそうではないですよね。

igorovsyannykov / Pixabay

そんなビットコインの転機となったのが2010年5月22日。アメリカはフロリダ州在住のプログラマーLaszlo Hanyeczがビットコインでピザを食べようと遊び半分で考え、この時ピザ2枚に対して1万BTCが支払われました。
今となってはビットコインに価値があって物と交換できるのは当たり前のように思えますが、すべての始まりはこの日だったのですね。それも、決済通貨として誕生したビットコインが実際に決済に使われたわけですから、大きな飛躍であったといっていいでしょう。

ピザ・デーをもっと知りたい!

実はこのピザとの取引、よくよく読んでみると実際にピザ屋さんがビットコインの支払いを認めたわけではなさそうです。
ピザを食べようと思ったプログラマーは、ピザ2枚と1万BTCを交換するという条件で取引相手を募っていました。そこで別のプログラマーが名乗りをあげ、代理でピザを注文して彼のもとへ届けました。つまり1万BTCは代理でピザを注文したプログラマーへ支払われたということです。少し意外な話ですが、それだけビットコインがお店で決済に用いられることは当時難しかったのでしょう。
このような経緯だったとはいえ、今日決済に用いられるようになったビットコインにとって記念すべき日であることは間違いありません。今後も決済を便利にし、私たちの未来を豊かにするものと期待しましょう。
しかし現在1BTCが100万円と考えると1万BTCは100億円。当時支払った側も受け取った側も、これだけビットコインに価値がつくとは想像もしなかったでしょうね。今後の値動きにも注目です。